「オンラインフリースクール」を知ったのはいつ?中学生の子を持つ保護者200人に聞いた利用開始のきっかけ調査

「学校に行きたくない」とお子さんに言われた日から、情報を探し続けている——。オンラインフリースクールという選択肢にたどり着くまでに、多くのご家庭がそうした時間を過ごしています。ただ、その存在を知るタイミングは家庭によって大きく異なり、「もっと早く知っていれば」という声も少なくありません。

そこで株式会社WIALISでは、中学生のお子さんが学校に行きづらい状況にある保護者200名にアンケート調査を実施しました。オンラインフリースクールをいつ知り、何をきっかけに興味を持ち、検討の段階で何に不安を感じたのか。利用を決める前の「入り口」で起きていることを伺っています。


今回の調査について

調査は、中学生のお子さんがいて、現在または過去に不登校・不登校傾向を経験している保護者(全国の30代後半〜50代女性)200名を対象に実施しました。お子さんの登校状況、オンラインフリースクールを知った時期、興味を持ったきっかけ、検討時に感じた不安について聞いています。


回答者の状況|「完全に不登校」23.0%、休みがちを含めると6割超

はじめに、回答いただいた200名のお子さんの登校状況です。

お子さんが現在、学校を休みがちですか?(n=200)

「完全に不登校(ほぼ登校していない)」が23.0%、「週1〜2日程度休んでいる」が23.0%、「週の半分以上休んでいる」が20.5%。程度の差はあれ、休みがちな状態にある家庭が6割を超えました。一方で「遅刻・早退はあるが毎日登校している」17.5%、「現在は休んでいない(過去に経験あり)」16.0%という回答もあります。オンラインフリースクールを調べているのは、まったく学校に行けない家庭だけではない、という点はおさえておきたいところです。


87.0%が「不登校が長期化してから」オンラインフリースクールを知った

次に、オンラインフリースクールという存在をいつ知ったかを聞きました。

オンラインフリースクールという存在をいつ知りましたか?(n=200)

最多は「不登校が長期化してから知った」で87.0%。「不登校になってすぐ調べて知った」は8.0%にとどまり、「学校や専門機関に紹介されて知った」に至っては1.5%でした。

つまり、ほとんどのご家庭が、数か月から年単位で悩みを抱えたあとに、ようやくこの選択肢に出会っているということです。しかも、その多くは自力で情報にたどり着いています。学校や支援機関からの紹介で知ったという方はごくわずかで、情報が向こうから届く仕組みは、まだ十分に整っていないのが実情のようです。

「知るのが遅かった」ことを悔やむ必要はありませんが、いま調べ始めた段階の方にとっては、それだけでも一歩早いということになります。


興味を持ったきっかけ|最多は子どもの「学校に行きたくない」66.0%

オンラインフリースクールに興味を持ったきっかけを、複数回答で聞きました。

オンラインフリースクールに興味を持ったきっかけは?(複数回答・n=200)

最も多かったのは「子どもが『学校に行きたくない』と言い出したこと」66.0%。次いで「SNSやネット記事で見かけたこと」45.0%、「通所型のフリースクールが近くになかった・合わなかったこと」44.0%と続きます。

注目したいのは3位です。通所型のフリースクールは地域差が大きく、そもそも通える範囲にない、あるいは見学に行ってみたけれど本人が「ここは無理」と感じた——という経験が、オンラインを探す動機になっています。「出席扱いになると聞いたこと」は16.0%、「学校や自治体から勧められたこと」は4.5%でした。出席扱いは検討のきっかけというより、調べ進める中で知る情報という位置づけのようです。


検討時の不安|「費用」71.0%と「画面越しに参加できるか」69.0%

検討する上で不安に感じたことも聞いています(複数回答)。

オンラインフリースクールを検討する上で不安に感じたことは?(複数回答・n=200)

「費用が続けられるか」71.0%、「子どもが画面越しにちゃんと参加できるか」69.0%が、ほぼ並んで上位に挙がりました。3位は「内容が薄いのではないか(遊びのようで学習にならない)」42.0%です。

費用の不安は、金額そのものよりも「いつまで続くか分からない」ことから来ています。だからこそ、月額だけでなく入会金・教材費・休会時の扱いまで含めて確認しておくと、見通しが立てやすくなります。もうひとつの「参加できるか」は、資料だけでは判断がつきません。ここは無料体験や見学で、実際の様子を本人と一緒に見てみるのが確実です。


調査結果を受けて、WIALISが大切にしていること

今回の結果からは、「知るのが遅れる」「本人が参加できるか分からない」という2つのハードルが見えてきました。WIALISでは、無料体験や個別相談の場で、1日の流れや費用の内訳、顔出しなしでの参加といった具体的なところまで事前にご説明しています。まずは保護者の方だけでのご相談や、見学だけの参加も歓迎しています。


まとめ|「今すぐ使う」でなくても、知っておくことに意味がある

今回の調査で最も特徴的だったのは、87.0%が「不登校が長期化してから」オンラインフリースクールを知ったという結果でした。裏を返せば、多くのご家庭が、選択肢を知らないまま長い時間を過ごしているということです。

きっかけの多くは子どもの「行きたくない」という一言、そして不安の中心は費用と「うちの子が参加できるのか」。どちらも、体験や相談の場で確かめられる内容です。すぐに利用を決める必要はありません。「こういう場もある」と知っておくこと自体が、次に迷ったときの余白になります。

※本記事の調査データ:株式会社WIALIS実施/中学生の子を持つ保護者200名対象アンケート

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