不登校の子どもが本当にしてほしいこと|保護者アンケートで多かった声

朝の支度が進まない、学校の話になると表情が曇る。そんな場面で保護者が最も知りたいのは、「結局、子どもは何を望んでいるのか」「家では何をすればよいのか」ではないでしょうか。本記事では、ウィアリスが実施した保護者アンケートの結果を踏まえて、子どもが望む支援と、家庭での関わり方を整理しました。安心できる場づくりと、無理のない学び方、在籍校とのやり取りを大切にする視点でまとめます。

アンケートで多かった声と背景

安心できる居場所への期待が最も多く、次に学習支援への期待が続きました。一方で「よくわからない」という回答も一定数あり、家庭が情報不足や比較の難しさを感じている様子が見えます。

また、不登校になった場合に「まず利用したい支援」については、「特に決めていない/わからない」が過半数でした。次いで学校内サポート、オンライン・通いのフリースクールが続いており、最初の一歩をどこに置くかで迷う家庭が多いことが分かります。

支援を検討する際の最大のハードルとしては「お子さまの拒否感」が最も多く挙がりました。費用や情報不足よりも、参加への心理的抵抗が大きいという実情があるため、入り方を軽くして段階的に進められる設計が重要です。

さらに、フリースクール利用時の出席扱い制度については「知らなかった」が多数を占め、「内容まで理解している」は少数でした。制度や手続きの全体像が伝わっていないため、学校との連携や記録の整え方を分かりやすく示すことが欠かせません。

子どもが本当にしてほしいこと

  1. 否定せず、気持ちをそのまま受け止める
    「行きづらい」「不安だ」を評価せずに言葉にして受け止めてもらえるだけで、安心につながるという声が多く見られます。居場所への期待が高いことは、そのニーズの強さを裏づけています。
  2. 自分で選べる余地を残す
    「見学から」「チャットだけ」「短時間だけ」など、参加の度合いを選べる状態にしてほしいという意見が目立ちます。拒否感が大きなハードルになりやすいからこそ、まずは無理のない形で関われるようにすることが第一歩になります。
  3. 途中でやめても責めない雰囲気
    続けられなかった日も「できた一つ」に目を向けてほしい、という声が多く寄せられます。居場所と学習の両方を無理なく進めるためにも、やめる選択を責めない姿勢が大切です。
  4. 先生への連絡は短く・分かりやすく
    学校との連携の進め方は、オンラインでの共有を中心にしたい家庭もいれば、定期面談を重視したい家庭もいます。学校指定がなければ、要点を短くまとめて伝える形が負担を抑えやすく、継続もしやすくなります。

家庭での関わり方

生活と学びの合図を決めると、切り替えがしやすくなります。机を整える、水を一口飲む、タイマーを押す。終わりは片づけまで含めて短く区切る。こうした小さな合図があるだけで、始めるハードルが下がります。

課題は短く、終わりが見える形にしましょう。音読一段落、計算5問、観察メモ一行など、達成が明確だと手応えが残り、翌日に続きやすくなります。

記録は最小限で続けることが大切です。日付・時間・内容・一言の手応え。これだけで十分です。後から学校への共有にも転用しやすく、出席扱いの相談を進める際にも役立ちます。

学校・支援先とのやり取りを軽くする

最初から完璧を目指さず、まずは小さく合意し、実績で広げる進め方が現実的です。科目や時間を限定して取り組み、週の近況と月のまとめで共有します。目的と取り組み範囲、到達の様子が分かるだけでも、学校側は状況を把握しやすくなります。

共有方法は家庭の負担が少ないやり方を基本にしつつ、学校の運用に合わせて調整しましょう。オンライン共有がしやすい場合もあれば、面談や書面提出が中心になる場合もあります。どちらが正しいというより、継続できる形が大切です。

サービス選びの考え方

保護者アンケートでは、比較の軸として「料金の分かりやすさ」「少人数・個別対応」「無料体験」が上位に挙がりました。まずはこの三点を起点に確認すると、判断がしやすくなります。

また、月額の許容範囲については「わからない」や「無料希望」も多く、費用感の迷いは自然なことです。無料体験や短期間で試せる機会を活用し、負担感を確かめながら検討するのが安心です。

まとめ

保護者アンケートで多かったのは、気持ちをまず受け止めてほしいこと、選べる余地がほしいこと、途中でやめても責めないでほしいこと、学校以外にも安心できる居場所がほしいことでした。家庭では入り口をやさしく保ち、短い課題と最小限の記録で続ける。学校とは要点を短く共有する。こうした積み重ねが、少しずつ前に進む感覚を取り戻す助けになります。

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ウィアリスは、不登校の中学生を中心に、小学生・高校生にも対応するオンラインフリースクールです。アバターで参加できる3Dバーチャルキャンパス、見守り自習と少人数授業、個別面談を組み合わせ、日々のログと月次レポートで取り組みを可視化。在籍校との情報共有まで含め、家庭と学校の間を実務面から丁寧に橋渡しします。まずは資料請求や体験から、ご家庭に合う始め方をご相談ください。

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