「オンラインフリースクールを使い始めたら、学校に戻れなくなるのでは」——検討段階の保護者から、よくいただく不安の声です。自宅で完結する分、リアルな学校からますます離れてしまうのではないか、と心配になるのは自然なことかもしれません。
そこで株式会社WIALISでは、実際にオンラインフリースクールを利用している家庭200名にアンケート調査を実施。利用後に実感した変化や、学校復帰・前向きな変化を後押しした要素、そして保護者自身が「学校復帰」をどう捉えているかを伺いました。本記事ではその結果をもとに、「オンラインにすると戻れない」という不安の実態と、本当に大切にすべき視点を解説します。
今回の調査について
調査は、オンラインフリースクールを利用している中学生の保護者200名を対象に実施しました。利用開始後に実感した変化、復帰や前向きな変化を後押しした要素、学校復帰の捉え方、回復期に重視したいサポートについて聞いています。
利用開始後、最初に実感した変化は「生活リズムの改善」
オンラインフリースクールを利用し始めてから、ご家庭で最初に実感した変化を聞きました。

最も多かったのは「生活リズムが整ってきた」で69.5%。「まだ大きな変化は感じていない」という回答も27.5%ありますが、これは自然なことです。不登校からの回復は、いきなり学習意欲や交流意欲が戻るわけではなく、まず昼夜逆転の解消や決まった時間に画面の前に座る習慣づくりから始まるケースがほとんどだからです。
学校復帰・前向きな変化を後押しした要素|「安心できる居場所」と「生活リズムの回復」
学校復帰や前向きな変化を後押しした(しそうな)要素を聞きました(複数回答)。

最多は「安心できる居場所ができたこと」62.5%、僅差で「生活リズムの回復」58.5%と続きます。「出席扱いになったこと」のような制度的な要素よりも、「ここにいていい」と思える居場所があること、そして生活の土台が整うことが、前向きな変化の直接のきっかけになっていることが分かります。つまり、オンラインが「学校から遠ざける」のではなく、むしろ「次の一歩を踏み出す土台」になっているケースが多いのです。
「学校復帰」をどう捉えているか|復帰だけがゴールではない
お子さまにとっての「学校復帰」を、保護者としてどう捉えているかを聞きました。
結果は驚くべきもので、200名全員が「本人のペースで復帰できればと思う」と回答しました。
「一日でも早く元の学校に戻ってほしい」という焦りではなく、「本人が納得できるタイミングで」という視点に、保護者の意識がそろっていることが分かります。これは、オンラインフリースクールを実際に利用する中で、「無理に急がせても良い結果にはつながらない」という実感を保護者自身が得ているからこそ出てくる回答だと考えられます。学校復帰は大切な選択肢のひとつではありますが、それだけがゴールではなく、「本人のペースで、安心できる場所から少しずつ」という考え方が、利用家庭の共通認識になりつつあります。
回復期に重視したいサポート|「保護者への状況共有」と「本人のペースの尊重」
回復期の支援に、どんなサポートを重視したいかを聞きました(複数回答)。

最多は「保護者への状況共有」59.0%、次いで「本人のペースを尊重してくれる」53.5%、「生活リズムづくりを一緒にしてくれる」36.0%という結果でした。子ども本人へのサポートだけでなく、「保護者にも状況が伝わること」への期待が非常に高いのが特徴です。回復期は、子どもの小さな変化を家庭と支援先とで共有し合いながら進めることが、保護者自身の安心にもつながっているようです。
WIALISが大切にしていること
株式会社WIALISでは、こうした保護者の声を踏まえ、本人のペースを尊重しながら、保護者にも定期的に状況を共有する体制でサポートしています。「早く学校に戻すこと」をゴールに置くのではなく、安心できる居場所と生活リズムの土台をつくることから、一歩ずつ伴走します。
まとめ:オンラインは「戻れなくなる場所」ではなく「次の一歩の土台」
今回の調査から見えてきたのは、オンラインフリースクールの利用が学校復帰を遠ざけるものではなく、むしろ安心できる居場所と生活リズムを通じて、復帰も含めた「次の一歩」を後押ししているという実態です。そして保護者自身も、復帰を急がせるのではなく、本人のペースを尊重したいと考えています。
「オンラインにすると戻れなくなるのでは」という不安を感じている方こそ、まずは無料体験でお子さまの様子を見てみませんか。株式会社WIALISが、本人のペースに合わせた第一歩をサポートします。
※本記事の調査データ:株式会社WIALIS実施/オンラインフリースクール利用家庭200名対象アンケート