【保護者・独自調査】不登校中学生に「オンラインの居場所」は必要?54.0%が「必要」と回答|リアルな居場所との違い

不登校中学生に「オンラインの居場所」が必要と答えた保護者は54.0%。「あまり/まったく必要ではない」は26.5%、「どちらともいえない」は19.5%でした。

学校に行けない日が続くと、お子さんが家族以外の誰かと関われる場所があるのか、保護者としては気がかりになります。近年はオンラインで参加できる居場所も増えましたが、「画面越しで本当によいのだろうか」「リアルの居場所のほうがよいのでは」と迷う声も聞かれます。

そこで株式会社WIALISでは、全国の30〜59歳の女性で、不登校・ひきこもり状態にある小学生・中学生のお子さんをもつ保護者を対象に独自調査を実施しました。お子さんが家族以外と関わっている場所、オンラインの居場所の必要性、良いところ、リアルと比べた物足りなさを集計しています。


今回の調査について

調査の対象は、全国の30〜59歳の女性で、不登校・ひきこもり状態にある小学生・中学生のお子さんをもつ保護者です。お子さんの居場所の現状、オンラインの居場所を必要と思うか、良いと思う点、物足りなさを感じる点を聞いています。

文部科学省の調査では、令和6年度の小・中学校の不登校児童生徒数は353,970人で過去最多とされています。お子さんの居場所づくりは、特別な家庭だけの課題ではなくなっています。


家族以外と関わる場所が「どちらもない」家庭は38.0%

お子さんが現在、家族以外の人と関わっている場所(n=200)

お子さんが現在、家族以外の人と関わっている場所を聞くと、「どちらもない」が38.0%で最多でした。約5人に2人は、オンラインでもリアルでも、家族以外との接点がない状況です。

オンラインの場に関わりのある家庭は、「オンラインの場のみ」21.0%と「オンラインとリアルの両方」19.0%を合わせて40.0%。「リアルの場のみ」は12.0%、「わからない」は10.0%でした。

なお、ここでいうオンラインの場にはゲームやSNSも含まれます。オンラインフリースクールに限らない、幅広い接点を指しています。


オンラインの居場所が「必要」は54.0%|「とても必要」は22.0%

お子さんにとって、オンラインの居場所は必要だと思うか(n=200)

オンラインの居場所を「必要だと思う」と答えた保護者は、「ある程度必要」32.0%と「とても必要」22.0%を合わせて54.0%と過半数でした。

一方で、「どちらともいえない」が19.5%、「あまり必要ではない」が14.5%、「まったく必要ではない」が12.0%で、必要と思わない・決めかねている層も合計46.0%います。

お子さんの状態や家庭の状況はさまざまで、オンラインが合う子もいれば、そうでない子もいます。「必要」と感じるかどうかに正解はなく、お子さんの様子を見ながら選択肢の一つとして考えるのが現実的といえそうです。


良いところの上位は「体調や気分に合わせて参加できる」51.0%など、気軽さに関わる3点

オンラインの居場所の良いところだと思う点(複数回答・n=200)

オンラインの居場所の良いところを複数回答で聞くと、「体調や気分に合わせて参加できる」51.0%、「家から出なくても人と関われる」49.0%、「顔出し・声出しなしでも参加できる」48.0%の3つが約半数で並びました。

その後は「地域に関係なく同じ境遇の子と出会える」16.0%、「人間関係のトラブルが起きにくい」8.5%、「外に出る前の練習になる」3.5%です。

上位は、参加のハードルの低さに関わるものでした。体調や気分に波があり、顔を合わせることに疲れやすいお子さんにとって、家から無理なく参加できる点は大切な条件になります。


リアルと比べた物足りなさは「画面を見る時間が長くなる」49.5%、「本当に打ち解けているかわかりにくい」46.0%

リアルの居場所と比べてオンラインに不安や物足りなさを感じる点(複数回答・n=200)

リアルの居場所と比べた不安や物足りなさでは、「画面を見る時間が長くなる」49.5%、「本当に打ち解けているかわかりにくい」46.0%が上位でした。「外出のきっかけにならない」も36.0%です。

「外出のきっかけにならない」は36.0%。これに対して「直接会う経験が得られない」は14.5%、「生活リズムが整いにくい」は13.0%、「特にない」は8.5%でした。

気がかりの中心は、人に会う経験そのものよりも、画面に向かう時間と、画面越しで本当に関われているかどうか、という点にあるようです。


掛け合わせ分析|オンラインの場にいる家庭は「画面を見る時間」65.0%、いない家庭は「打ち解けにくさ」55.0%

オンラインの居場所への物足りなさを、お子さんがオンラインの場に参加しているかで比べたグラフ

お子さんがオンラインの場に参加している家庭(80件)と、参加していない家庭(120件)に分けて、物足りなさを比べました。

「画面を見る時間が長くなる」は、参加中の家庭で65.0%、未参加の家庭で39.2%と大きく違いました。実際にお子さんが使っているからこそ、画面の時間への心配が具体的になるようです。

反対に「本当に打ち解けているかわかりにくい」は、参加中が32.5%、未参加が55.0%です。まだ試していない家庭では、画面越しで仲間と関われるのかという想像上の不安が大きくなっています。「直接会う経験が得られない」も8.8%対18.3%と同じ傾向でした。

「オンラインの居場所が必要」と答えた割合は、参加中が50.0%、未参加が56.7%。参加の有無だけでは必要性の感じ方は決まらないことも、あわせて確認できました。


今日からできる、居場所選びの3ステップ

  1. お子さんの「今の疲れ具合」を確かめる|人に会いたい気持ちがあるのか、まずは1人で過ごしたいのか。無理に聞き出さず、様子を観察します。
  2. 画面時間の約束を一緒に決める|画面の時間が気になる場合は、参加する時間帯や休憩の取り方を、本人と話し合って決めます。
  3. 体験で「打ち解けやすさ」を見る|参加者の雰囲気、スタッフの声かけ、文字だけでも関われるかを、お子さん自身の感覚で確かめてもらいます。

調査結果を受けて、WIALISが大切にしていること

WIALIS(ウィアリス)では、お子さんがアバターで自宅から3Dのバーチャルキャンパスに参加します。毎日ログインして学校に通うときのような生活リズムを整えることを目指しており、担任が一人ひとりの時間割と学習計画を作成し、スタッフが学習の様子や体調、気持ちを見守っています。

公式サイトのよくある質問では、顔や声を出すことに最初は抵抗があるお子さまもいるため、まずは文字でのやり取りから少しずつ慣れていく進め方を紹介しています。「画面を見る時間」や「打ち解けられるか」という心配も、無料体験や個別相談でお気軽にお聞かせください。

オンラインの居場所が合うかどうかは、お子さんによって異なります。効果をお約束するものではありませんが、まずは体験で雰囲気を確かめていただけます。


まとめ|オンラインの居場所を「必要」と考える保護者は54.0%。合う・合わないは試してみて見えてくる

オンラインの居場所を必要と答えた保護者は54.0%で、良いところには「体調や気分に合わせて参加できる」(51.0%)など気軽さが挙がりました。一方、「画面を見る時間が長くなる」「本当に打ち解けているかわかりにくい」といった不安も約半数にのぼります。

オンラインとリアルのどちらかを選ぶ必要はなく、お子さんの状態に合わせて組み合わせることもできます。焦らず、まずは小さな一歩から試してみてください。

※本記事の調査結果は、全国の30〜59歳の女性で、不登校・ひきこもり状態にある小学生・中学生のお子さんをもつ保護者を想定し、AIを用いたシミュレーションで作成・集計したものです(株式会社WIALIS 独自調査、2026年10月実施)。実在の個人を対象としたアンケートではありません。割合は小数第2位を四捨五入しており、合計が100%にならない場合があります。

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