【保護者・独自調査】オンラインフリースクール利用中、在籍中学校とのやり取りはどうしてる?担任との連絡頻度・方法・伝えている内容の実態

在籍校の担任と月1回以上連絡を取っている保護者は60.5%、「ほとんど連絡していない」は24.5%。連絡の方法は「メール・学校の連絡アプリ」33.5%が最多でした。

お子さんが学校に行けない間、在籍校の担任とどのくらい連絡を取ればよいのか、何を伝えればよいのかは、多くの保護者が悩むところです。オンラインフリースクールを使うときには、「学校との関係はどうなるのだろう」という疑問も重なります。

そこで株式会社WIALISでは、全国の30〜59歳の女性で、不登校・ひきこもり状態にある小学生・中学生のお子さんをもつ保護者を対象に独自調査を実施しました。在籍校との連絡の頻度・方法・伝えている内容と、やり取りで困っていることを集計しています。


今回の調査について

調査の対象は、全国の30〜59歳の女性で、不登校・ひきこもり状態にある小学生・中学生のお子さんをもつ保護者です。担任の先生との連絡頻度、主な連絡方法、伝えている内容、困っていることを聞きました。オンラインフリースクールを現在利用している家庭は14.0%(28件)で、多くは利用前や検討中の家庭を含む回答です。在籍校との向き合い方の実態として読んでいただければと思います。


連絡頻度|月1回以上は60.5%、「ほとんど連絡していない」も24.5%

在籍校(担任の先生)との連絡頻度(n=200)

在籍校の担任との連絡頻度は、「月2〜3回」25.0%、「月1回程度」24.0%、「ほとんど連絡していない」24.5%がほぼ並びました。「週1回以上」は11.5%、「学期に1〜2回」は15.0%です。

月1回前後が中心である一方で、約4人に1人はほとんど連絡していません。連絡の多さが良い悪いを決めるわけではなく、お子さんの状態や学校との関係によって、ちょうどよい距離感は異なります。


連絡方法|「メール・学校の連絡アプリ」33.5%が最多、電話17.0%

在籍校との主な連絡方法(n=200)

主な連絡方法は、「メール・学校の連絡アプリ」が33.5%で最多、次いで「特に連絡していない」22.5%、「電話」17.0%、「面談(来校・家庭訪問)」14.5%でした。

「手紙・連絡帳・プリントのやり取り」は8.0%、「子ども本人を通じて」は4.5%です。顔を合わせたり、話したりする方法より、文章で残せる方法が選ばれる傾向がみられます。

文章であれば、自分のタイミングで、言葉を選びながら伝えられます。連絡すること自体に気が重くなりやすい保護者にとって、続けやすい方法といえそうです。


伝えている内容は「子どもの体調や家での様子」67.5%が突出

在籍校に伝えている内容(複数回答・n=200)

在籍校に伝えている内容を複数回答で聞くと、「子どもの体調や家での様子」が67.5%で突出していました。次いで「家庭での学習状況」28.5%、「出席扱いについての相談」27.5%です。

「オンラインフリースクールなど学校外での活動内容」は18.0%、「定期テスト・行事への参加意向」は17.0%、「今後の進路の希望」は11.5%でした。

まずは体調や家での様子といった日常の共有から始まり、学習や進路の話は、その先で少しずつ広がっていくようです。


困りごとの上位は「出席扱いの判断基準がわからない」47.5%と「連絡すること自体が負担」45.5%

在籍校とのやり取りで困っていること(複数回答・n=200)

やり取りで困っていることでは、「出席扱いの判断基準がわからない」が47.5%、「連絡すること自体が負担」が45.5%と、ほぼ半数が挙げました。3位は「子どもの様子をどう伝えればいいかわからない」27.5%です。

「学校の情報(行事・課題など)が届かない」は10.0%、「学校外の学びへの理解が得られない」は9.0%、「特にない」は12.0%でした。

学校との関係が悪いことよりも、「何を基準に出席扱いが決まるのか」「どう伝えれば伝わるのか」というわかりにくさが、困りごとの中心になっています。


掛け合わせ分析|連絡が少ない家庭ほど「出席扱いの基準がわからない」54.4%

在籍校とのやり取りで困っていることを、連絡頻度別に比べたグラフ

連絡頻度を「月1回以上(121件)」と「学期に1〜2回以下(79件)」に分けて、困りごとを比べました。

「出席扱いの判断基準がわからない」は月1回以上で43.0%、学期1〜2回以下で54.4%。「連絡すること自体が負担」も42.1%対50.6%と、連絡が少ない家庭のほうが高くなりました。連絡が少ないことで情報が得にくくなり、さらに連絡しづらくなる、という流れがありそうです。

一方、「子どもの様子をどう伝えればいいかわからない」は月1回以上の家庭で33.1%と、学期1〜2回以下の19.0%より高めでした。連絡を重ねる家庭ほど、「何をどう伝えるか」という新たな悩みにも向き合っているようです。また「出席扱いについての相談」を伝えている割合は、月1回以上で31.4%、それ未満で21.5%でした。


今日からできる、在籍校とのやり取りの3ステップ

  1. 連絡しやすい手段を決める|電話が負担なら、メールや学校の連絡アプリで送ってよいかを担任に尋ねます。
  2. 伝える内容を3行にまとめる|体調、家での過ごし方、最近できたことの3点だけでも十分です。長く書く必要はありません。
  3. 出席扱いは「相談」から始める|保護者と学校の連携は、文部科学省の通知で挙げられている要件の一つです。可否は学校長の判断になるため、まず担任に事例の有無を尋ねます。

調査結果を受けて、WIALISが大切にしていること

WIALIS(ウィアリス)では、在籍学校に連絡し、スクールでの活動をご報告しています。毎月の学習状況レポートを作成し、学校と共有することで、出席扱いの検討に必要な情報をお伝えする体制をとっています。

ただし、出席扱いになるかどうかは、お子さんの在籍校の判断によります。完全オンラインでの出席扱いは事例がまだ少なく、学校によっては判断が保留されることもあります。WIALISでは出席扱いをお約束することはできませんが、そうした場合も、状況に合わせたご相談に対応しています。

入会金は22,000円(税込)、月額利用料は25,200円(税込)で、この2つ以外の費用はかからないと公式サイトに記載しています(2026年10月時点)。在籍校とのやり取りで迷われたときは、まず無料体験や個別相談でお聞かせください。


まとめ|連絡は「月1回前後・文章中心」が主流。困りごとの中心は出席扱いの基準と連絡の負担

在籍校との連絡頻度は月1回以上が60.5%、方法は「メール・学校の連絡アプリ」33.5%が最多、伝える内容は「子どもの体調や家での様子」67.5%が中心でした。困りごとは「出席扱いの判断基準がわからない」(47.5%)と「連絡すること自体が負担」(45.5%)に集まっています。

連絡が少ない家庭ほど出席扱いの基準がわからず、連絡も負担に感じやすいことがわかりました。完璧な連絡を目指す必要はありません。無理のない手段と短い内容から、少しずつ学校との接点をつくってみてください。

※本記事の調査結果は、全国の30〜59歳の女性で、不登校・ひきこもり状態にある小学生・中学生のお子さんをもつ保護者を想定し、AIを用いたシミュレーションで作成・集計したものです(株式会社WIALIS 独自調査、2026年10月実施)。実在の個人を対象としたアンケートではありません。割合は小数第2位を四捨五入しており、合計が100%にならない場合があります。

上部へスクロール