4月にスタートした新企画「はたらく大人」。
第2回となる今回は、10代でWEB開発の会社を設立したoku株式会社の奥村航稀さんにお越しいただきました。
奥村さんは、現在19歳とのこと!
中学生のみんなからすると、ほんの何歳かしか年の変わらない先輩。
そんなお兄さん的な立ち位置から、起業についてのあれこれ、起業してどんな生活を送っているかなどをお話ししてもらいました。
起業ってどんな感じ??
まず起業して今、奥村さんがどう感じているかというと・・・
「最高に自由」
だそうです!
自分の時間の使い方も全てコントロールできるので、遊ぶ時間をしっかり取る、仕事の時間も自分で調整できる、人のつながりも増えて会いたい人に会いに行ける、会社のお金の使い道も自分で決められる・・・
とても充実した毎日を送っているそうです✨
でももちろん、「決めるのは自分」である分、さまざまな負担や苦労も伴うわけで、裏では恐らく、大きな責任を背負っているのだろうなと感じました。
10代という若さで会社を経営していくには、人一倍苦労する面もあるんだと思います。
でも、それを感じさせない、大変なことも自らコントロールして楽しんでいるのが奥村さんらしさですね。
さらには、起業のきっかけについてもお話いただきました。
きっかけの一つには「好きな子にかっこいいと思われたい」なんてのもあったそうですが(笑)
「身の回りで困っている人を見つけて
その人の困りごとを解決することが起業への第一歩」
とのこと。
思えば、WIALISオンラインフリースクールを立ち上げるきっかけになったのも、不登校に悩む子どもたち、親御さんたちの「困りごとを解決したい」、が第一歩なんです。
(当スクール代表の中島が、別のオンラインフリースクールに勤める中で、もっとこうしてあげたい、こうしたほうが不登校の子のサポートができる、という思いがあったのだそう)
誰かのために自分にできる何かをしたい、そういう想いに突き動かされるのが起業の第一歩なのでしょうね。
さらには
「行動に行動を紐付ける」
「今から人を大事にする習慣を」
など、起業にあたり奥村さんが大事にしていることを聞くことができました。
最後は、みんなでテーマに沿って「起業のアイデア」を考える時間を取りました。
何か、いいアイデアは出てきたかな?
みんな感想を書いてくれました!
事後のアンケートや活動記録の際に生徒たちからもらった感想を、一部ご紹介します。
「社長の責任の重さなどの大変さがしれて面白かった」
「事業内容を考えることが想像してたより難しかったです😅」
「起業は小さなきっかけからだということを聞き、少し夢が持てました」
「かっこいいなと思いました」
「普段、起業のことは考えないからいい機会になった」
「いろんなみちがあるんだなあ」
高校進学に迷いを持っている生徒さんもいると思いますが、実際にはたらく大人の話を聞くと、とりあえず高校に進学する、のではなく、やりたいことを思い描いて、そのためにどういう道を歩んでいくかを考えるのが、進路選びの上で大事なことだと気付くのではないでしょうか。
いろいろな働く人の話を聞いて、自分の将来に思いを巡らせるきっかけになっていればいいなあと思います。
10代で起業した奥村さんのアドバイスが満載のInstagramもぜひご覧ください。
次回予告▶
次回の「はたらく大人」は・・・
34年間、保育士として働き、今は「子育て講座」を行ったり、保育所などで勤務する保育士さんへの研修講師をされているという、保育士の大ベテランの方にお越しいただきます!
子育てについてのお話も聞けるとのことで、教育実習を控えたサポートクルーをはじめ、たくさんの児童生徒の皆さんと接する私たちの勉強にもなりそうで、楽しみにしています。
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WIALISオンラインフリースクールでは、不登校の子どもたちが前を向いてその先の一歩を踏み出せるよう、さまざまな働きかけを行っていきます。
「はたらく大人!」をはじめ、キャンパス内での各イベントは体験でも参加いただけます。