お子さまが学校に行きづらいとき、最初に迷うのは「どこから手を付けるか」です。本記事は、日本全国の保護者を対象に実施した最新アンケートの結果をもとに、オンライン支援(オンラインフリースクール等)に対する保護者の意識を読み解きます。価格だけでなく“中身”で比較できるようにし、各設問の実数と割合をそのまま掲載します。今日から使える判断軸もあわせて整理しました。
調査概要
期間・方法
2025年11月13日〜2025年11月20日/インターネット調査
サンプル
有効回答数 347件
収集範囲
日本全国から幅広く収集(対象:中学生の親/もしくは親を経験した可能性がある層として30〜59歳、男女、子供がいる人のみから収集)
Q1|お子さまが不登校になった場合、まず利用したい支援は何ですか。
最も多かったのは「特に決めていない/わからない」190件・54.8%でした。次いで「学校内サポート(別室等)」61件・17.6%、「オンラインフリースクール」37件・10.7%、「通いのフリースクール」37件・10.7%、「家庭教師・塾」20件・5.8%、「その他」2件・0.6%という結果です(n=347)。初動段階では“どれを選ぶべきか判断が難しい”層が過半数を占めつつ、学校内の選択肢を含む「近い導線」への期待も見られます。まずは学校内での別室利用や在宅での接点づくりと並行して、オンラインの見学・個別説明で不安を解消していくステップが現実的だと考えられます。

内訳
・特に決めていない/わからない:190件(54.8%)
・学校内サポート(別室等):61件(17.6%)
・オンラインフリースクール:37件(10.7%)
・通いのフリースクール:37件(10.7%)
・家庭教師・塾:20件(5.8%)
・その他:2件(0.6%)
Q2|お子さまが不登校になった場合、役立ちそうだと感じる支援をお選びください。
上位は「カウンセリング」131件・37.8%と「学習支援」129件・37.2%が拮抗しました。「保護者相談」103件・29.7%、「体験活動」90件・25.9%、「同世代交流」75件・21.6%が続き、「特にない/わからない」120件・34.6%、「その他」2件・0.6%となりました(n=347)。初期は“自分たちに合う支援が見えにくい”実態もあるため、カウンセリングや保護者相談で不安を言語化し、短時間の体験や見学で“合う・合わない”を早めに確かめる進め方が有効です。学習支援は焦らず、生活のペースが整ってきた段階で段階的に乗せていくと負担が少なく進められます。

内訳
・カウンセリング:131件(37.8%)
・学習支援:129件(37.2%)
・保護者相談:103件(29.7%)
・体験活動:90件(25.9%)
・同世代交流:75件(21.6%)
・特にない/わからない:120件(34.6%)
・その他:2件(0.6%)
Q3|お子さまの支援を検討する際に最大のハードルになりそうな点はどれですか。
最多は「お子さまの拒否感」134件・38.6%でした。次いで「特にない/わからない」75件・21.6%、「費用」41件・11.8%、「情報不足」40件・11.5%、「効果の不透明さ」35件・10.1%、「機材・通信環境」12件・3.5%、「時間帯が合わない」10件・2.9%という結果です(n=347)。費用や時間帯よりも“本人の気持ち”が最大の壁になりやすい構図であるため、顔出し任意・短時間・途中参加可など参加ハードルを下げる設計、事前の個別説明で安心材料を増やすこと、初回は雑談や興味のある活動から入ることが有効です。価格面では、相場に不慣れなご家庭が多い前提で、料金の内訳・請求タイミング・解約条件を明確にし、提供内容とセットで比較する視点が欠かせません。

内訳
・お子さまの拒否感:134件(38.6%)
・特にない/わからない:75件(21.6%)
・費用:41件(11.8%)
・情報不足:40件(11.5%)
・効果の不透明さ:35件(10.1%)
・機材・通信環境:12件(3.5%)
・時間帯が合わない:10件(2.9%)
・その他:0件(0.0%)
活用のポイント
本人の“拒否感”が最大の壁になりやすい実態から、最初は緊張を下げる導線づくりが要です。顔出しの可否、短時間・途中参加の柔軟性、個別面談の頻度などを確認しましょう。次に、カウンセリングや保護者相談で不安を言語化し、体験で“合う・合わない”を早めに見きわめます。価格は大切ですが、相場が分かりにくいご家庭が多い前提で、料金の総額と中身(支援の手厚さ・担当制・時間帯・学校連携方針)をセットで比較。書面で支払い方法・請求タイミング・解約条件を確認しておくと、後悔を防げます。
まとめ
本調査では、初動の迷い(54.8%)と本人の拒否感(38.6%)が大きな論点であることがわかりました。まずは“参加しやすさ”を高める設計で安心を確保し、カウンセリングや体験を通じて相性を確認します。料金は中身とセットで比較し、納得してから一歩を踏み出しましょう。迷ったら「低リスクで始め、合うと感じたら少しずつ広げる」を合言葉に、今日できる小さな一歩から始めてください。
まずはご相談ください

オンラインフリースクール WIALIS(ウィアリス)は、不登校の親子の味方です。無理に「今」を変えるのではなく、子どもが自分の数歩先を見つめ続けられる力をご家庭と一緒に育むことを大切にしています。全国から参加でき、顔出しの調整や短時間参加も可能です。最初は相談だけ・見学だけでも大丈夫です。お子さまの状況やご家庭のペースに合わせた始め方を、一緒に考えていきましょう。まずはお気軽にご相談ください。